2016/04/10

神戸英語教育学会第20回研究大会 

日時:2017年5月6日(土)
場所:神戸勤労会館 405 講習室
(神戸三宮駅から東へ徒歩5分 神戸市中央区雲井通5丁目1-2 ☎078-232-1881)
   http://www.kobe-kinrou.jp/shisetsu/kinroukaikan/index.html
参加費:会員無料・非会員500円
問合せ先:木村麻衣子(武庫川女子大学) maiko290@mukogawa-u.ac.jp  0798-45-9813

プログラム
9時30分 受付開始

総合司会 岡村光浩(神戸芸術工科大学)
9時45分〜 総会    
(会長挨拶、会務報告、会計報告、その他)

<研究発表> 午前の部 司会 小橋薫(神戸大学)
1.10時30分〜10時50分 
  「異文化理解と協同学習ー教員研修での実践を例にー
  吉野康子(順天堂大学)
  東郷多津(京都ノートルダム女子大学)
  10時50分〜11時00分 質疑応答

2.11時00分〜11時20分 
  「音声認識ソフトを利用した英語音声学の授業実践
  拝田清(四天王寺大学)
  11時20分〜11時30分 質疑応答

# KELTセミナー第1部 
11時30分〜12時30分  
  「アセスメント再考」 伊庭緑(甲南大学)

昼食休憩(12時30分〜13時30分)

<研究発表> 午後の部  司会 林浩士(鈴鹿工業高等専門学校)
3.13時30分〜13時50分 
  「小学校英語指導者養成における体験学習の効果―英語能力の側面から
  山内啓子(神戸松蔭女子学院大学)
  13時50分〜14時00分 質疑応答

4.14時00分~14時20分
戦前の英語音声カナ表記に関する言説研究―『英語青年』を中心に―」
  上野舞斗(和歌山大学大学院)
  14時20分〜14時30分 質疑応答

5.14時30分~14時50分 
  「CLILを援用した授業実践を考える−初等・中等・高等教育における試み−」
  中田貴眞,奥羽充規,笠原一哉(四天王寺大学)
  14時50分〜15時00分 質疑応答

15時00分~15時10分 休憩

# KELTセミナー第2部 15時10分〜16時10分 
現代日本の英語教育三大問題:①英語早期教育、②TOEIC、③「使える英語」の中身」 
真砂薫(近畿大学)

16時10分〜16時20分 閉会の挨拶 (伊庭緑副会長)
17時00分〜 懇親会



発表要旨

1.「異文化理解と協同学習―教員研修での実践を例にー」
吉野康子(順天堂大学)
東郷多津(京都ノートルダム女子大学)

 本発表は、2015年8月から2017年1月までに行った教員研修を振り返り、アンケートを分析し、今後、現場の教員により役に立つ研修にするために考察するものである。本発表で扱うのは、東京都の公立中学校教員研修、京都市の私立大学での教員免許更新講習、大阪府の私立大学の教員及び教職履修学生の研修、大阪府の私立小・中学校教員研修である。
現代は、アクティブラーニング(2012中央教育審議会答申)やグローバル化に対応した教育改革の動きの中で、教師主導から、生徒の主体的な学びを引き出す授業力、授業の設計力が求められている。現職教員と教職をめざす学生に対して、それらに対応する研修は喫緊の課題である。そのため、発表者は理論と実践をバランスよく学べるように、吉野は英語教育の動向、異文化理解や協同学習の理論を担当し、東郷は協同学習をワークショップの形式で体験し、振り返る実践編を担当している。当初は協同学習だけに焦点を合わせて理論や実践を行ってきたが、研修を通じて異文化理解に焦点を当てる重要性を痛感し、理論編でも積極的に取り入れるようになった。この共同研修を継続して、これまでのところ一定の評価を得ているが、課題もある。本発表では各研修での概要と変遷を説明し、共通して見られる課題を考察した上で改善案を述べたい。


2.「音声認識ソフトを利用した英語音声学の授業実践」
拝田清(四天王寺大学)

本発表は,英語科教員養成コースにおける英語音声学の授業報告である。発表者の本務校では,英語音声学は半期15回で完結する。1クラスあたりの受講者数は50名を数える。講義形式の英語音声学であれば,50名は適正人数ということになるかもしれないが,教員養成コースにおける英語音声学という性質上,学生に実際に音声を聞き取らせたり,発音させたりする練習も当然必要となってくる。この点で50名というクラスサイズはかなりの障害となってくる。また,学生が発する音声を英語の母語話者でもなく音声学プロパーでもない担当教員が評価し指導することにも,一抹の不安があることは否めない。本発表では,このような制約の中での英語音声学の授業において,音声認識ソフトを援用した授業を行った結果とその考察を報告する。


3.「小学校英語指導者養成における体験学習の効果―英語能力の側面から」
山内啓子(神戸松蔭女子学院大学)

2020年から教科化される小学校の英語に関しては指導者問題が非常に大きい。担任主導であることに変わりはないが、独自の小学校英語指導者資格を新設し小学校に配置を行うと自治体も現れた。現行の教員免許法では小学校の英語を指導できるのは中学校の英語免許を持つ教員であり、今後は小学校教員が中学校の免許を取得することが推奨される。いずれにせよ最も必要とされるのは教員自身の英語力であり英語指導力である。そこで本発表では指導者養成の段階で体験学習が英語能力にもたらす影響についての考察を行う。


4.「戦前の英語音声カナ表記に関する言説研究―『英語青年』を中心に―」
上野舞斗(和歌山大学大学院生)

カナを英語の音声指導に活用することについては,賛否がある。カナは学習負担を軽減すると活用を主張する研究者がいる一方で,発音習得上の障碍となるとの理由で利用に反対する者もいる。同様の主張は,戦前に既に見られるが,これらについて歴史的に十分に検討されているとは言えない。したがって,本発表では,代表的な英語雑誌である『英語青年』を中心に,戦前期に英語の音声をカナで書き表すことについて,何がどのように語られてきたかを明らかにしたい。


5.「CLILを援用した授業実践を考える−初等・中等・高等教育における試み−」
中田貴眞,奥羽充規,笠原一哉(四天王寺大学)

本発表では,日本のCLILの在り方,また今後の実践について,日本の教育現場におけるCLILの実践例を紹介しつつ管見を述べる。現行の学習指導要領では,高校での英語の授業を英語で行うことを基本としているが,次期学習指導要領では中学校での英語の授業も英語で実施されることになり,小学校の英語科目が正式な教科となるなど,英語重視の改革が進行している。こうした状況において,大きな注目と期待を集めつつあるヨーロッパ発祥のCLILであるが,EFL環境の日本での援用については,特有の課題が散見される。そこで,主要な問題点を整理し報告する。



 

2013/03/30

KELT(神戸英語教育学会紀要) バックナンバー

『KELT』は、神戸英語教育学会発行の紀要です。

バックナンバーは、各号の残部状況によりますが、1部500円(送料込み)にてお分けすることも可能です。

ご希望の方は、下記までお問い合わせください。
神戸英語教育学会事務局: kelt.chaki32@gmail.com


バックナンバー目次は下記リンクをクリックしてください。

KELT(神戸英語教育学会紀要) バックナンバー


【参考】KELTのバックナンバーとしての最新号目次

第32号(2017)


【研究論文】
上野 舞斗
母語援用アプローチによる音声指導の可能性:中学生を対象とした指導を通して


岩崎 晴海
学生の動機付けに関する語学教師の理解について:その取り組みと限界


【研究ノート】
タム ショウ イン
Does Active Learning Make a Difference? :
Students' Perceptions of a University English Course


松岡 翼
早期英語教育における『話すこと』の言説史:1952-1970年の『英語教育』を対象にして


木村 麻衣子
プロトタイプ理論に基づくあらたな多義語習得へのアプローチ


【研究雑感】
中道 敏行
仏典の漢訳をめぐるインドから日本への壮大な伝言ゲーム
― サンスクリット語anātmanは、「無我」か「非我」か ―


【学界の動向】
真砂 薫
新しい教育の波、ICT教育、アクティブラーニング、反転授業


 

2010/03/19

<神戸英語教育学会ご入会のご案内>



神戸英語教育学会は、会則を承認し、会費を納入される方なら、どなたでもご入会できます。

・ご入会いただく場合は、《入会申込書》をご郵送くださるか、
《入会申込メール》に以下の必要事項をご記入の上、事務局までお送りください。

・あわせて、年会費5,000円(学生・院生は3,000円)をご送金ください。
ご入金を確認次第、最新の研究紀要 Kobe English Language Teaching (KELT) をお送りいたします。

《入会申込メール》
宛先: kelt.chaki32@gmail.com
タイトル(件名): 神戸英語教育学会入会申込

内容:
1)氏名・ふりがな
2)所属(勤務先名・在学校名等)【25字以内】
3)研究分野【30字以内】
4)住所・郵便番号
5)電話番号・FAX番号・E-mailアドレス
6)推薦者氏名(もしいらっしゃればご記入ください)

《年会費の振込先》
ゆうちょ銀行 
記号 14390  番号65540781
神戸英語教育学会 

2010/03/11

神戸英語教育学会紹介



沿 革

本会は, 神戸大学大学院教育学研究科英語教育専攻の教官・院生を会員とする「神戸大学大学院英語教育研究会」として, 1985年より13年間にわたって活動を行ってきたが, 1997年の総会に於いて, 会の名称を新たに「神戸英語教育学会」と改め, 趣旨に賛同する新会員を広く募りつつ, より活発で開かれた学術活動を行うことを決定して今日に至っている.

神戸英語教育学会
理事・事務局体制一覧

会長: 真砂薫(近畿大学) 

副会長: 伊庭緑(甲南大学)

理事:
池田眞寸子(帝塚山大学・査読委員長)
小橋薫(神戸大学・HP)
東川直樹(大阪市立高等学校)
林浩士(鈴鹿工業高等専門学校・HP)
山内啓子(神戸松蔭女子学院大学)
伊庭日出樹(宝塚東高等学校)
木村麻衣子(武庫川女子大学)


事務局長: 拝田清(四天王寺大学)

会計:岩井麻紀(神戸松蔭女子学院大学)

事務局委員:
岡村光浩(神戸芸術工科大学)
後中陽子(近畿大学)

事務局専従スタッフ: 茶木昌子

顧問:
青木庸效(神戸大学名誉教授)・
伊原巧(長野保健衛生大学)

名誉会長:江利川春雄(和歌山大学)


本部
〒577-8502 東大阪市小若江3-4-1 近畿大学薬学部
教養基礎教育部門(39号館)眞砂薫研究室内
 masagok@kindai.ac.jp 

ラベル:

神戸英語教育学会会則


2017.5.6 改正
              
第1章 総則
1条 
本会は神戸英語教育学会 (SKELT: Society of Kobe English Language Teaching)と称する.
2条 
本会は, 英語教育及びその関連分野の理論的・実践的発展に寄与することを目的とする. 併せて, 会員相互の啓発と親睦を図る.
3条 
本会は, 前条の目的を達成するために, 次の事業を行なう.
1)大会及び総会 2)研究会 3)研究誌の発行 4)その他, 必要と認められる事業

第2章 会員
4条1項 
会則を承認し, 入会申込書を提出のうえ, 所定の学会費を納入する者は正会員となることが出来る.
4条2項 
本会は, 顧問及び名誉会長を置くことが出来る. 顧問及び名誉会長は特別会員とし, 学会費用納入の義務を負わないものとする.
5条 
会員は, 脱会意志を文書で事務局に通知することを以て, 脱会することが出来る.

第3章 組織と運営
6条 
本会は、事務局を事務局長の自宅もしくは勤務先に置く.
7条
本会は, 会の運営のために以下の組織を置く.
1)理事会 2)運営委員会 3)事務局
8条1項
理事会は, 別項の規定によって選出された理事全員によって構成される.
8条2項
理事会は, 会運営に関する特別の問題を審議する場とし, 会長が必要に応じて召集することとする.
8条3項
会長は, 必要に応じて, 理事会への顧問及び名誉会長の参加を要請することが出来る.
9条1項
運営委員会は, 別項の規定によって選出された会長・副会長・事務局長の3名によって構成される.
9条2項
運営委員会は, 会運営に関する日常的・事務的問題を審議する場とし, 何れかの構成員が必要に応じて召集することとする.
9条3項
会長は, 必要に応じて, 運営委員会への顧問及び名誉会長の参加を要請することが出来る.
10条1項
事務局は, 別項の規定によって選出された事務局長, および, 事務局長が正会員の中から任命した若干名の事務局委員によって構成される.
10条2項
事務局は, 以下の任務を行うこととする.
1)大会・総会及び研究会の準備と運営 2)研究誌の発行 3)会計 
11条
理事は若干名とし, 総会において, 正会員の中から選出する.
12条
会長・副会長・事務局長は何れも1名とし, 総会において, 理事の中から選出する.
13条 
本会は会計監査を置く.会計監査は1名とし,総会において,正会員の中から選出する.
14条 
会長・副会長・事務局長・理事・会計監査の任期は3年とする. ただし再選を妨げない.

第4章 大会及び総会
15条 
本会は, 原則として年に1度, 大会を行なう.
16条1項 
大会では、総会・研究発表・懇親会、その他必要と認められる事項を行う.
16条2項
 大会での研究発表は会員に限る.
17条 
総会において次の事項を協議する.
1)会長・副会長・事務局長・理事・会計監査の選出 2)会計報告 3)事業報告 
4)会則の改正 5)その他必要と認められる事項
18条 
総会における議決は, 出席者の過半数を得ることとする.

第5章 研究誌
19条 
本会の研究誌の名称をKobe English Language Teaching(KELT)とする.
20条
研究誌は, 年1回の発行を原則とする.
21条 
論文の投稿は会員に限る. ただし, 依頼原稿についてはこの限りでない.
22条
論文の投稿の方法は, 別に定める投稿規定による.         
23条 
投稿論文の掲載に当たっては, 事務局の委嘱した学会内外の査読委員による審査を経ることとする.   
24条 
論文執筆者は, 投稿論文の掲載に際して, 所定の投稿料を納入するものとする. ただし, 依頼原稿についてはこの限りではない.  

第6章 会計
25条 
本会の経費は, 学会費及びその他の諸収入による.           
26条
本会の学会費は, 正会員1人につき,年額5,000円とする.学生(院生)については,年額3,000円とする.
27条
本会の会計年度は、4月1日から翌3月31日までとする.      
28条 
会計監査は本会の会計を監査し, その結果を総会において報告する.   

第7章 付則
・1997年5月4日一部改正.
・2009年5月3日一部改正.
・2015年5月6日一部改正.
・2017年5月6日一部改正.

ラベル:

紀要投稿規定


1.『神戸英語教育学会紀要』(以下,本紀要)に掲載する投稿論文は英語教育学・言語学・英米文化論に関する未発表論文とする.ただし,すでに口頭で発表しその旨を明記したものは審査の対象となり得る.

2. 本紀要に投稿できるのは,所定の会費を納入した神戸英語教育学会会員に限る.

3. 論文原稿は「『神戸英語教育学会紀要KELT』執筆要領」にしたがって作成するものとする.執筆要領に沿っていない原稿は審査対象外とする.英語論文および英語サマリーは原稿送付前にネイティブチェックを受けること.

4. 執筆者は10月31日21時までに,氏名・勤務先を明記した論文の電子ファイル(ワープロソフトのファイルおよびPDF)をメール添付で事務局内編集委員会に提出すること.著しく不備がある原稿や不完全な原稿は受け付けない場合がある.
事務局  : kelt.chaki32@gmail.com

5.執筆者は10月31日までに,査読料1,000円を納入すること.
(査読料の納入方法については別途指示する.)

6. 論文原稿は,査読委員会の審議によりA(掲載可),B(修正のうえ掲載可),C(掲載不可)の3段階で判定される.Bと判定された原稿については指定された期日までに修正のうえ,再審査用原稿と修正箇所をリストアップしたもの(書式は任意)を提出することで,再度審査する.

7. 投稿論文の採用が決定した段階で, 所定の執筆負担金を納入すること.(執筆負担金の額および納入方法・期限については別途指示する.)

8. 投稿締め切りは上記のとおり10月末日,修正原稿締め切りは12月20日,発刊は翌年1月末とする.

9. 投稿者には, 紀要5部を贈る.

10. 本紀要に掲載された論文等を無断で複製あるいは転載することはできない.本紀要に掲載された論文の著作権はそれぞれの論文の著者に帰属するが,著作権のうち複製権および公衆送信権の行使については神戸英語教育学会に委託される.

11. 本規定の改廃には本学会理事会の3分の2以上の賛成を必要とする.


『神戸英語教育学会紀要KELT』執筆要領

1. 論文は, 次の分量以内とする.
 日本語  横35字×縦28行 (20ページ以内)              
 英 語  横70ストローク×縦28行 (20ページ以内)
       
2. 日本語の場合は英語, 英語の場合は日本語によるサマリーを別に1ページ以内で添すること.
                           
3. 論文は事務局内編集委員会に送付すること
               
4. 書式はMLA HandbookまたはPublication Manual of APA の最新版に従うこと.

5. 最終原稿は, 下記の様式と要領に基づき提出すること.
・用紙:A5 サイズ 
・上下余白:20mm 左右余白:15mm                     
・1頁目は, 題目・所属・氏名などを書かず, 1行目から論文本体をはじめること.  
・サマリーは, 1行目の中央の位置に, 全角(拡大文字など使用せず)でSUMMARYと記入する. 英文論文で日本語要約の場合は, 同様に要約と記入する. 2・3行目を空けて, 4行目から書きはじめること. 必ず1頁以内とする. なお, サマリーのページにも, 題目・所属・氏名などは書かない.
・頁数は不要.
・別紙に, 略歴(生年・最終学歴・現職・専門・主要業績)および日本語英語両方による論文題目を記入の上, 送付すること.








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